株式会社エプコ: 第13回 経営計画説明会 (2019年12月期 第二四半期) 第1部・第2部コメント

SBI証券がメンテナンスで暇なので
今回は書くつもりはありませんでしたが
エプコの経営説明会に行ってきたのでコメントを残しておきます。

すでに動画がでていますので
内容はそちらを見ていただくことにして
個人的に気になったところを記載しておきます。

【開催概要】
日時: 2019年8月26日(月)19時00分~20時00分(18時30分受付開始)
説明者:
株式会社エプコ 代表取締役グループCEO 岩崎 辰之
株式会社エプコ 代表取締役CFO 吉原 信一郎
TEPCOホームテック株式会社 取締役 濤岡 賢
会  場:
三菱ビル コンファレンススクエア エムプラス 10Fグランド
東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビル10F(丸ビル隣り)
http://www.marunouchi-hc.jp/emplus/access.html

【内容】
決算資料に岩崎CEOの将来展望に向けた資料が追加されておりました。

第一部の吉原氏からはいつもどおり業績の説明です。
全体としては、エプコの本業が好調であることに加えて
TEPCOホームテック業績回復により
前年比・計画比でプラスとなっている。
そのため営業利益、経常利益、純利益にいくにつれて
プラス幅が大きくなっている。というところでしょう。

個人的なハイライト(みなさんもでしょうが)は
TEPCOホームテックが第3,4四半期で
十分に黒字化可能という点です。
これまでの推移から考えると予想できたことですが
はっきりとコメントがあったので安心できました。

業績が好調なのであえて意地悪を言えば
メンテナンスサービス事業のTHT向けが計画比でマイナスである点、
同じくシステム開発のスポット収入が計画比マイナスである点でしょう。
これについては特に説明がありませんでした。
ただ、少額セグメントなのでこんなものかなと思っております。

前者に関連している情報として
TEPCOメンテナンスセンターは
THTから東電EPへの移管が公表されております。
普通に計画比マイナスなのでテコ入れということなのか?
7月にメンテナンスセンターを関東全域にする予定だったが
まだ関東の一部地域での展開だからか?
東電EPへの移管の影響により受注が減っているのか?
どういう理由からかはわかりません。
いろいろ複雑に絡み合ってそうですが
3Qにはっきりすることでしょう。

消費増税に関しては特需を見込まず
増税後落ち込みは折り込み済みとのことなので
エプコ本体の予想から大幅にずれることはないでしょう。

第2部は濤岡氏からTEPCOホームテックの事業概況の説明です。
お客さま本部長の冠は取れたようですね(笑)

業績は伸びてきており7月は約4億とのことなので
省エネリフォーム業界で全国1位が見えてきたとのことです。
また太陽光・蓄電池の比率とともに
大型の案件が増えてきているとのこと。
一方でIHやエコキュートは伸び悩んでいる。

B2B2Cが爆発的に伸びていく計画だったが
B2Cで売上が伸びている状態であり
B2Cの取り組みを継続しつつ
補助金等のチャンスを生かしてB2B2Cを伸ばしていく
ということです。

全体としては黒字化に向けて伸びているが
当初計画よりかは鈍く
引き続き施策を打っていくということでしょう。
これをどうとるかは投資家の間で評価が分かれることだと思います。
全然計画と違うじぇねーか派 VS 黒字化間近!派 ですね。
エプコの売上は年間40億・・・ THTの売上は現時点でも月4億・・・
私はもちろん評価しております。

B2B2Cに関しての私見は
採用見込み(おそくら営業対象数に実績採用率を掛けたもの)が
2019年1月2300→4月3900→7月6000という推移ですので
営業から売上が上がるまでの期間を考えれば
年度末には少なめに見積もったとしても今の2倍ぐらいの売上は
行けるのかなと思っております。
つまり月8億程度であれば今の取り組みの延長である
提携先増加による影響でいけるでしょう。

それ以上となると、提携は一段落しておりますので
効率を上げていくしかないと思います。

そのための取り組みとして
営業管理ツールの提供だと理解しております。
頑張って欲しいですね。

意外と長くなってしまったので第3部については
後で別記事にて記載いたします。

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