【名前】 中山 幸市 (なかやま こういち)
【人物】 1900年生まれ 1924年関西大学専門部卒
1930年関西電話建物設立 1950年太平住宅設立
1962年太平ビルサービス設立 68年死去
【創業精神】N/A
商売の基本は、まず、大衆に喜ばれもの、
時代の要求を反映したものはなにか、
と考えることである。
次に商品がかさばらないで、重くないこと、
すなわちカタログで商売できることである。
1966年の太平住宅社長時の言葉。
前半部は、ものすごく一般的なことですねー。
おそらく、ほとんどの社長が考えていることでしょう。
後半部は、なかなか面白いですねー。
住宅という商品は、まるでこの言葉に当てはまりませんからねー。
住宅会社社長でありながら
たくさんの関連会社を立ち上げた後の発言
という点がポイントでしょうね。
バフェットなどと同じで、投下された資本に対して、
どれだけのリターンを得ることができるか
ってことを考えての言葉なんでしょうねー。
60年代当時のカタログ販売がどういうものなのか分からないので
なんとも言いにくいですが、おそらくは
住宅販売(だけで)は儲からない商売だなー。ってことじゃないかな?
ブツがでかいと、いろんなコストが高いですからねー。
往々にして商品の価格もね。
そして、「売るためのコスト」も高くなるわけです。
そうなると売れなかった時のインパクトが大きいわけで・・・。
そういうコストが少ない商品が良いが望ましいという言葉なんでしょう。
ちなみに太平住宅は2003年に倒産しています。
なんとも・・・。
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